ワンダフルライフでは、ご利用者様一人ひとりの「できること」を大切にしながら、日々の生活をサポートしています。
今回は、利用者Tさんが取り組んでいる「歩いて通所チャレンジ」をご紹介します。
歩く機会が少なくなっていたTさん
Tさんは、ある理由から寄り道を防ぐ必要があり、就労継続支援B型事業所への通所はスタッフが送迎を行っていました。
当初は帰り道だけは歩いてグループホームへ戻る予定でしたが、次第に帰りもスタッフが送ることが増えていきました。
さらに、土日も歩いて出かけることはほとんどなく、何か用事がある時も誰かにお願いすることが多い生活に。
このままでは運動不足が続き、筋力や体力が少しずつ低下してしまうことが心配でした。
「無理なく、楽しみながら歩く習慣をつくれたらいいね。」
スタッフはそんな方法を考えていました。
大好きなラーメンがきっかけに
ある日、病院へ付き添ったスタッフとの何気ない会話の中で、Tさんがラーメン好きだということが分かりました。
そこでスタッフから一つの提案をしました。
「就労施設からホームまで歩くことが12日間できたら、一緒にラーメンを食べに行こう!」
ラーメン代は、普段の金銭管理に沿って、それぞれ自分が食べた分をお支払いする前提です。
ご褒美を目的にするのではなく、自分で目標を決めて達成する楽しさを感じてもらいたい。そんな思いも込めたチャレンジでした。
スタンプカードでやる気アップ!
さっそくスタッフが「歩いて通所スタンプカード」を作成。
歩いて帰ることができた日はスタッフによって日付が記入されていきます。
目に見えてゴールが近づいていくことで、Tさんのやる気もどんどんアップ。
楽しみが毎日の励みになり、気が付けばカードはあっという間にいっぱいになりました。
約束のラーメンへ!
目標を達成したTさんは、約束どおりスタッフと一緒にラーメンを食べに行くことができました。
今回はラーメン好きのスタッフSさんも参加し、みんなで楽しい食事の時間を過ごしました。
「頑張ったからこその一杯」は、いつも以上に美味しく感じられたようで、Tさんもとても嬉しそうな表情を見せてくださいました。
スタッフにとっても、Tさんの笑顔を見ることができた素敵な時間となりました。
「歩かないとだめだよね」
このチャレンジを始める前は、歩くことにあまり気が進まなかったTさん。
しかし今では、
「歩かないとだめだよね。」
と、自分から話してくださるようになりました。
スタッフが声を掛けるだけではなく、ご本人が必要性を感じ、自分の言葉で話せるようになったことは、とても大きな変化です。
現在は、次のラーメンを目標にチャレンジを継続中。
一歩一歩の積み重ねが、体力づくりだけでなく、自信にもつながっています。
小さな成功体験を大切に
ワンダフルライフでは、「できないこと」を無理に頑張るのではなく、「やってみよう」と思えるきっかけづくりを大切にしています。
好きなことや楽しみを目標にすることで、「やってみよう」という気持ちが生まれ、小さな成功体験が自信へとつながっていきます。
これからも利用者様一人ひとりのペースを大切にしながら、「できた!」という喜びを一緒に積み重ね、安心して毎日を過ごせるよう支援してまいります。
ワンダフルライフでは利用者さんを募集しております。
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